皆さん、こんにちは。私はこの種の仕事(注:コンタクティーとして各地で啓蒙講演を行う仕事) をやりたくないと思えば思うほど、それだけやらねばならないのです。それでこの旅に出かけました。
私の書いた本は出まわっていますし、出版社は私があちこちに出現することによって、その本が知られるようになることを望んでいます。
私は今頃出かけるつもりではなかったのです。今頃までにはメキシコ市へ行くつもりでした。しかしかわりにこの旅をやらねばならず、カリフォルニアへ帰ったらすぐにメキシコ市へ行くことになると思います。
今日のテーマは円盤問題、私の体験、他人の体験などではありません。テーマは 『この世界で実際に何が起こっているか』です。このことはいかなる個人または現在発生しているいかなる現象よりも重要です。
私たちは今まで他人に『何を教えてきたか』がよくわかっています。だからこそ宗教上の問題が起こってくるのです。タイム誌の最近号(9月19日号)に、『宇宙神学』 という記事が出ています。たぶん皆さん方もお読みになったでしょう。(読んだという声を聞いて) それはよかったですね。彼らは大変うまくお膳立てをやっているようですね。その運動は世界的なものであるからです。時が過ぎゆくにつれてあなたがたはそれについてもっと多くのことを聞くようになるでしょう。
円盤-と言ってよいでしょうが-は、その仕事をうまくやってきました。たとえ円盤がふたたび出現しないとしても、私たちは決して同じ生き方はしないでしょう。これは確かなことです。
あらゆる人間の目が懐疑的な態度で宇宙空間に向けられてきました。特にアイゼンハワーと他の三カ国首脳がジュネーブで会合して、大気圏外へ打ち上げられた一個の人工衛星に関する共同声明を出しました。
異常な事といえば、地球の大気圏のむこうに空気があると私が述べたのがそうです。当時彼らは大気圏外には真空しかないと言っていましたが、彼らがこの声明を出したときに、その人工衛星は、地球の空気よりも薄い空気が存在するので摩擦を起こして燃えるかもしれないと言っています。これは私がこれまでに述べてきたことを裏づけています。多くの人が嘲笑した私の声明です。
しかし物事は結局みずから解決していって、真実をもたらすでしょう。言いかえれば、影は消えて光が輝くでしょう。
天国は人間の内部にある
一方、私たちは世界でイエス・キリストとして知られている偉大な救世主が、私やあなた方と同じ肉体を持って飼葉桶の中で生まれたと教えられてきました。またイエスはあの特殊な体をこの世から天国と呼ばれる空中へ持って行ったと聞いてきました。天国の万物はいつも空中におかれているというわけです。20年ほど前にカトリックは、聖母マリアを称えて同じようなことを声明しました (注:マリアも天国へ昇って行ったの意)。
また私たちはイエスが「父の家には多くの館がある。あなた方もそこに住めるように、私は行って場所を準備しよう」と教えたことも知っています。
イエスはこの世界(地球)をも館と呼んでいますが、これは彼が空間のどこかに準備しようと言った世界と同じものです。しかしイエスは、天国はどこにあるのかと聞かれて、「天国はあなた方の内部にある」と答えています。言いかえれば、あなた方はまさに今、天国に住んでいるのかもしれません。しかし天国で生きる方法を知らなければ、自分が天国にいるということがわからないでしょう。初めて宮殿につれて行かれても、そこで住む方法を知らなければ何にもならないのと同様です。
私たちはエリヤ、エノク、その他多くの人々のことを聞いています (注:これらは旧約聖書に出てくる預言者)。ところが、聖書の歴史の中には、今日私たちがUFOと呼んでいる物体の着陸やコンタクト事件類が約350カ所も出ているんです。それぞれ異なる時代に異なる名称で出てきます。そしてどの例でも、もし人体がこの世界を離れる方法を身につけているならば、それは他のどこかの世界へ行ってそこで生き続けることができるだろうと述べてあることを私たちは知っています。
また私たちは主の祈りにおいて「あなたの意志が天において行われるとおりに、地にも行われますように」となっていることを知っています。しかしだれかが地上へやってきて、「どうしたらよいか」を教えてくれない限り、天で行われているとおりに地上でやるといったって、何をやったらよいかはわからないではありませんか。
また聖書では次のようにも言っています。「人の子が天から地上へ降りてくるだろう」 と。この天というのはいつも空を意味します。私たちがいかなる時代に生きているかを知らせるために、聖書には次のように述べてあります。「その時代には世界中の黄色人種、異人種などが起ち上がって、白人種が長い時代を通じて享受していた権利を要求するだろう」 と。
いまアジアのどこにトラブルが発生しているかはご存知でしょう。現在、この世界で発生している物事以上に、どんな証拠があるというのですか。
今までのこうした教えのすべてを、大きな宗教機関の指導者たちは撤回して、かわりに次のようなことを言おうとしています。「われわれはずっとお伽話を教えていたんですよ」 と。それとも彼らは世界の実情を認めるでしょうか。もうほとんど認めねばならないでしょう。いま起こっているある事実を私が知らせるなら−−−。
理解しない物事を恐れる大衆
何が娘を実行するために起こった
私は数千通の手紙を受け取っています。コリア一誌は数度私にインタビューしました。そしていくつかの手紙を持ち帰ってそれを記事にしますが、この秋には出るはずです。はっきり言いますと、5歳の子供から20歳の年齢に至るまでの若い人たちが、絶えず私に手紙をよこしています。
たとえばコリア一誌が取り上げた一つの手紙を例にあげてみましょう。それは14歳の少女から来たもので、それにはこう書いてあります。「私はなぜ生まれたの?と母や他の人たちに尋ねました。でもだれにもわかりません。あなたの(アダムスキーの)本を読んだとき、私が何のために生まれてきたかがわかりました。私は同年輩または少し年下の子供たちでグループを作って、あなたの本を勉強し、それを生かすつもりです」
今日、一般の子供たちの関心は宇宙にあります。一つだけ忘れてならないことがあります。アメリカは人工衛星を打ち上げる予定だと大いなる声明をすでに出している事実があります。しかも一個だけではなくて沢山打ち上げるでしょう。
われわれが大気圏外へ進出するにつれて、ガリレオが彼の時代に持ったのと同じ状態におちいるでしょう。ガリレオが望遠鏡を作って天空をのぞいたとき、子供の頃から教えられてきた天国は存在しなくて、別な惑星群があったと言っています。ただちに彼は押さえつけられました!
彼は老人になるまで研究を続けることはできましたが、完全に権力によって押さえつけられてしまい、生きるために、自分が言ったあらゆることを「みな間違いだった」と言わねばなりませんでした。この歴史的事実はだれも知っています。信じようと信じまいと自由ですが、私たちは今日同じ状態にあります。UFO問題を抹殺しようとしている勢力があるのです。最近私がニューヨークにいたとき、スティーブ・アレンのテレビ番組に私も出ましたが、そのときにある男が私に言いました。「他人に広めるな。われわれはUFO問題全体を軽視するようにと言われているんだ」。その男は、だれがそう言ったかは明らかにしませんでしたがね。
それが政府だったかどうかは知りませんが、政府に目を向けて、そこから真相を引き出そうとしてもだめです。政府は(UFO問題の)真相を握っているのです!
しかし政府は真相を大衆に伝えるわけにはゆきません。まず大衆が教育される必要があるのです。というのは、大衆というものは理解していないものを恐れるからです! もし政府が真相を発表すれば、フランスみたいに敵側になるでしょう。私はあるフランスの新聞を持っていますが、フランス政府にはスペース・ピープルのことを知らない外交官は一人もいないと書いてあります。昨年、円盤が数度着陸したあと、フランス人の農民が熊手を持って森へ行き、スペース・ピープルを探しました。その結果、彼らはスペース・ピープルと間違えて仲間の2人を刺したのです。アメリカでも同じ事が起こるでしょう。ですから大衆は教育を受ける必要があるのです。
若い世代を重視しよう
宗教団体には責任があります!私たちは自分の時代において、かつてないほどの似たような状態に直面しています。人間は二つの道のいずれかへ行くことができるのです。われわれはこれ以上自分自身をバカにしてかかってはいけません! 自分をバカにすればするほど大きな危険に入り込むのです。われわれは十字路にさしかかっています。核戦争が起こるかもしれません。現在ソ連が何を考え、どのように行動しようとも、われわれは核戦争と無関係ではありません。
一方、われわれは別な道へ行くこともできます。いわば天空への道″です。人間が目を空に転じるにつれて地上での戦争の危険は少なくなるのです。というわけは、闘争の状態であろうと調和の状態であろうと、何かを準備するには統一された思想″を必要とするからです。もはや片隅にいる一人の人間だけを救う時ではなく、核による大破局から世界を救うときです。これが一つの観点です。
もう一つの観点は若い世代にあります。1970年までには5歳の女の子が20歳になるでしょう。彼らはこれから出てくる世代です。われわれは自分のために生きるのではなく、子供たちのために生きているのです。15歳の少年は30歳になるでしょう。
人工衛星が打ち上げられるにつれてますます的確な情報が得られるでしょう。科学は大気圏外を通じて前進するでしょう。そこに限界はありません。われわれは前進するにつれて必ず向上します。われわれが宇宙空間へ入り込めば入り込むほど、ますますこの大いなる神話的な"天"は遠ざかってゆくでしょう。
われわれにはすでにわかっていることですが、パロマ一山の200インチ望遠鏡に先立って、100インチの望遠鏡により、15億の恒星や惑星が発見されています。したがってわれわれは、これまで教えられたような天国のような居住地域が見つかるまで遠い彼方へ前進しなくてはなりません。一方、若者たちは科学に従うでしょう。彼らのために具体的な情報が与えられるでしょう。そうすると15年問の連続した宇宙探究をやるとすると、1970年までに何が起こるでしょうか?私は予言者ではありませんが、現在の状態から見ますと、各教会は完全にからっぽになることは確かです。
聖職者の責任は大きい
ホットママnextdoor上に金髪のwomansの名前は何ですか?
現在あらゆる物事が大気圏外へむかって動いています。われわれはそれによって世界史上最大の文明を築くこともできる一方、核戦争によって忘却の彼方へ行くこともできます。それはわれわれの選択です。そして私が信ずるところでは、人々から最も知識を求められている聖職者が、書かれているとおりに聖書の歴史を認めて、そのとおりの言葉で語り始め、少なくともいくつかの予言の実現があったことを認めるならば、聖職者側から大衆を警告することになるでしょう。すると物事は理解力のレベルに近づき始めて、世界自体の危険や恐怖を排除するでしょう。したがって責任は聖職者たちの肩にかかっているのです!
たとえばあなた方は皆質問します。「なぜアイゼンハワー(大統領)は真相を発表しないのか?」 と。私がメキシコ市にいたとき、情報相が私に言いました。「ね、ジョージ。私はUFO問題の新しい情報を入手するたびにそれを翌朝発表できるんだ」と。しかし彼らは完全に自由にそれを公表しません。「しかし」 と相手は言いました。「もし私が公表すれば、反対勢力が翌日の新聞に書きたてるだろう。『この男はもはや情報相には適しない。彼は空飛ぶ円盤に乗って飛び回っているんだ』 とね。だが私はあんたを通じて活動ができる。彼らはあんたを攻撃するかもしれないが、私を攻撃はしないだろう」 この事は発生したのです。私はメキシコで行った講演のスペイン語のコピーを持っています。アメリカの大使もそこにいま� ��た。
もしアイゼンハワー大統領が(UFO問題の)真相を公開して−彼はその真相を握っているのですがー、来年の選挙に出れば、やられるでしょう。いま彼を支持している大衆そのものによってー。なぜなら(UFO問題を認めない)反対勢力がまともに反撃するからです。どこの国の政府も真相を握っています。アメリカ政府だけではありません。ソ連は多くの物事を通じて(反対勢力にたいして)かなり屈服し始めました(注:UFO問題の真相を隠すようになったの意)。
もし真相が今公開されたら、大衆はスペース・ピープルがやってきた事に仰天するでしょう!しかしおわかりのごとく政府の首脳たちには立場があります。彼らは全大衆の支持が得られない限り、個人的な標的として顔が出せないのです。聖職者にも同じことがあてはまります。知識情報を聖職者に求めるのは人々にかかっています。一牧師は他のだれかの下で働いており、そういう体制になっています。それは組織化された機関です。多くの牧師はすでに発生した多数の素晴らしいUFO事件を持ち出したかもしれません。彼らの多くはよく知っているからです。
しかし彼らは信徒たちがどのようにそれを受け入れてくれるかで悩んでいます。彼らも大多数の信徒に従わねばならないのです。さもなければ彼らは聖職者としての仕事を失うかもしれません。彼らも生きる必要がありますからね。われわれはそんなたぐいの世界に生きているのです。ですからある分野では状況はきわめて重大で、きわめて一般的です。それが意味するところは、人類がみずからを救おうとするのなら、団結して互いを理解する必要があり激す。それが現在おかれている状態です。
例のジュネーブ会議に先立って、アメリカの新聞は四カ国会議で取り上げられるかもしれない議題の一覧表を掲載しました。私はエグザミナ一紙に載った記事を持っていますが、それには四カ国が他の世界の人々に関する問題について討議するかもしれないと述べてあります。彼らは宇宙船とは言わず、「他の世界の人々」 と言っています。まるで「彼らはこの世界に来ているんだよ!」と言わんばかりに。
もし彼ら首脳たちがそれを討議する意図がなければ、その一覧表の中に含めはしないでしょう。したがって四カ国首脳がその問題を考えてきたという証拠″はあるのです。われわれは彼らが宇宙について話し合っていたという別な証拠も持っています。四カ国首脳は、人工衛星として発表しようとしている一宇宙船に関する情報を流す時期について同意していたにちがいありません。
パイオニアー は身代わりになる
アフリカから飛行機でアメリカへ来た一婦人がいます。彼女はあちらで大農園を持つ人です。彼女は実際に何が起こっているかを知るために私に会いに来たのです。そしてアフリカへ帰ってから研究グループを始めました。ですから私たちの運動はすでに世界的に広まっているのです。中途半端なことをするわけにはゆきません。今までは半分しかやっていませんが、これから残り半分を達成して完全なものにします。ここに宗教界が入り込んで来る余地があるのです。そのときこそ、あなた方が私にむかって、「何を見たのか?本当にそこへ行ったのか? そこには (別な惑星には)本当に人間がいるのか?」 と尋ねる必要はなくなるでしょう。そうです。人々はその頃には週末に自宅でそんな日をすごし、スペース・ピープルと� ��緒に夕食を楽しむようになるでしょう。
当面の問題を考えてみますと、これはコロンブスがやってきてこの美しい大地を発見した当時と変わりません。彼もその当時は実際に信用されなかった″のです。だから最初にはどこかに身代わりがいなければならないのです。パイオニアーというものは常にそうです。もっとも私は最初の人間ではありませんから、自分をそんなふうに分類しませんけどね。
cyrindaキツネは、次の場合に死んだ
人がスペース・ピープルとコンタクトした例はずいぶんあるのですが、その人々はそのことを他人に話すだけの神経を持ちませんでした。非難されるのを恐れたからです。正直に申しますと、(デザートセンターでの)私の最初のコンタクトのときに、私に同行した4人の人、つまりウィリアムスンと他の人たち(ウィリアムスン夫人とベイリー夫妻)がアリゾナ州フェニックス市へ行って、ガゼット紙に事件のことを話さなかったら、私は現在ほどに世の中には知られなかったかもしれません。ひとたびその話が知られるや、私は完全に行動力の必要にせまられて、他にすることはなくなりました。人間はあとでひどい目にあうようなことを、いったん言ってしまったら、それをつらぬくほうがよいでしょう。
しかし結果的には物事がうまくいって、この仕事をやる機会が与えられたことや、それをやる力を持つことができて、とても喜んでいます。私が何か善なるもの″を残し得る限り、たとえわずかなことしかやれないとしても、それが他人の利益のためになるものならば、私は喜んでそれをやります。だれしも生涯の時間はしだいに少なくなります。特に私の場合は年をとっているために、皆さん方よりは残りの人生はうんと少なくなっています。ですから、できるだけのことはやるつもりです。私が大金を儲けたと考える人もあります。しかし私が最初の著書 (『空飛ぶ円盤は着陸した』) で赤字になったことを知られれば、あなた方は驚くでしょう。問題はお金ではありません。お金を持ってあの世に行くことはできません「他人� ��助けるために人間はこの世で何がやれるか」が問題です。
<続いて質疑応答が始まる>
ジョン・サフラン師 (ミシガン州デトロイト市中央メソディスト教会)
「私は今日ここでヘンリー・ヒット・クレインの代理として来ています。彼と私は何かを心から信じていると表明することを今までに全く恐れませんでした。ヘンリーは自分の仕事を失うことを恐れませんし、私も自分の仕事を失うことを恐れません。実際、もし私がある物事を真実″と認めるならば権威者は明朝私を十字架にかけるために私をここへ引き出すこともできます。しかしあなたに質問をしたい。私が分別のある正気な人間と仮定して。私は空飛ぶ円盤については何も知りませんが、寛容の精神は持っていますし、喜んで知りたい気持はあります。 かりにあなたが今朝私の立場にあるとすれば、あなたが私たちに信じさせようとしている事柄を、あなたは信ずるとお考えですか」
アダムスキー
「ええ、私がクリスチャンであれば、信ずるでしょう。なぜなら私が述べましたように、それはすべてキリスト教の教義の中にあるからです。私は子供の頃からそれを教えられてきました。私がそれをどんなふうに見ようと、どんなふうに感じようと、あの部分を信ずることになるでしょう」
サフラン師
「今朝、あなたが言われたことにもとづいて?」
アダムスキー
「そうです」
サフラン師
「私はカトリックの家に生まれました。若い頃私はカトリック教会を離れて、自分を無神論者と呼んでいました。25歳まで無神論者でした。25歳から35 歳までは不可知論者でした(注:不可知論者とは、人間は物質的な物以外は、たとえば神その他何物についても知ることはできないと信ずる人)。私は自分で宗教を体験しない限り、その宗教を受け入れません!私は牧師が『神は存在する』 と言ったからというので神を信じているのではありません。私はそれを体験したのです。同様に私は、あなたやヘンリーやその他のだれかが『空飛ぶ円盤は実在する』と言ったからといって、それを信じません。私はそれを体験する必要があるのです! 」
アダムスキー
「よろしい。あなたのキリスト教の教義を取り上げましょう。あなたの立場はよくわかります。私もカトリックとして育てられました。私たちは何度も物証を求めます。イエスは言っています。『彼らはシルシを求めるけれども、シルシは与えられないだろう』 と。あなたは、信徒たちがイエスに十字架から離れて自分で証明してもらいたいと思ったときに信徒たちが求めたのと同じ物を求めています。しかしイエスはただ証明してみせるために、そんなことはやりませんでした。あなたは自分の内部にそれを(信ずる力を) 持つ必要があるのです。
あなたはかつて不可知論者だったと言いましたね。また無神論者でもありました。しかし私はまだ本当の無神論者に出会ったことはありません。全然ありません!なぜなら人間は何かを信ずる必要があるからです。同じ神、または教会、何かの宗教を信じないかもしれませんが、人間は自分を支配しているものを信じているのです。名前をつけて呼ばないかもしれませんが、ある力″ に服従しているのです。その力が自然界、太陽、大気の変化など何であっても、人間は何かの力に服従しているという簡単な事実があります。人間は自分の力よりも大きな力を認めているのです」
マークサー夫人 (惑星間友好関係研究グループ)
「サフラン先生、どうぞ私たちを誤解しないで下さい。私たちはだれにたいしても信じて下さいと頼んでいるのではありません。私たちはあなたがご自分で評価なさるために、私たちが体験したことをお伝えできるのを嬉しく思います。あなたがたとえ体験されなかったとしても、そのことは他の人々が体験しなかったことにはなりません」
アダムスキー
「これは全く幸せなことでもあり、また不幸なことでもあります。しかし宇宙的な土台では、かりにわれわれがイエスのように十字架の苦痛を体験したとすれば、われわれもたぶんそれを生かしたことでしょう。しかしわれわれはそれを体験しなかったために、それを生かしませんでした。その結果、われわれは二度の大戦をやりましたし、三度目がのしかかっています。でも、あなたが体験を待っていると、ときとしてそれは長い先のことになりますよ」
M・E・グレイ博士 (ミシガン州アレンパーク市キリスト教会)
「アダムスキーさん。私は長いあいだこの間題の調査研究をやってきましたので、円盤の存在を信じています。しかし私が今まで聞いてきたお話のなかには信ずることのできないものがあり、しかもそれはいつか起こることだと言われます。私はあなたが話されたことをすべて極力信じたいのです。一方、証人もいないのに一人の人間だけの言葉を取り上げるというのは…政府も国の法律も一個人の言葉を認めないでしょう。
イエス自身は自分の教えを人々に認めさせようとはしませんでした。しかもいまあなたの前に集まっているのは、誠実、熱心さ、知性、能力などを持っ男女です。私たちは二つの強力な声を代弁しています。宗教界と新聞界です。私たちは把握し得るこのような真実″を学び、教えることに生涯をささげています。私たちがここにいるのは、別な惑星から来る訪問者たちに関する真相を知りたいという強い欲求がある証拠です。 この(UFO)問題に関するあなたの言葉を受け入れよと言われる場合、あなたはイエスでさえもやろうとしなかったことをやろうとしておられます。彼は12人の証人を選び、さらに疑惑を解くために他の70名の人に充分な証拠を与えています(注:ここでグレイ博士はルカ伝とヨハネ伝の一節を読み上げる)。
そこでお願いしたいのは、200マイルもある地球の大気圏のふちの向こうへ、私たちをブラザーズの宇宙船に乗せて運ぶように手配をして下さって、それによりあなたとブラザーズの両方を信ずる良きチャンスを与えて下さいということなのです。彼らがそのようにしてくれるならば、 私たちは人里離れた場所で彼らの宇宙船に乗り込んで、適当な公共場所に一緒に着陸しましょう。そして仲間と共に命をかけてブラザーズが捕まらないように守りましょう。
私たちが宇宙船に乗らない場合、うまい代案としては、あなたと一緒に宇宙旅行をやったという二人のトップクラスの科学者″に証言させるとよいでしょう。その科学者の氏名を明らかにして下さい。そうすればその2人にあなたの体験を証言させることができます。
何かの事件を証明するために少なくとも2人の証人が必要なことは、申命記(注:旧約聖書中のモーセ五書の第五番目の書)、民数記(同じく第四書)、コリント書、テモテ書に明確に述べてありますし、国の法律でもそうです。私たちはこの掟が健全なものであると認めますし、この提案は論理的で公正なものと信じます。あなたはこの要請を受け入れることによって私たちに今ここであなたご自身の誠実さを証明できるのです」
アダムスキー
「私は次のような根拠でこの要請を受け入れます。私は証拠を持っているのですが、次の理由で条件を限定します。もし政府が−アメリカだけでなく友好国のー私が持っている資料を印刷する許可を与えてくれるならば、私はそれを印刷しましょう。大切なのは、宗教はそれ自体の立場を持っていますが、市民生活のすべてもそれぞれの立場を持っているということです。そして市民生活は、だれかが宗教的な観点から何かを証明したいがために危険にさらされてはなりません。何事にも時と場所があります。そしてあなた方のキリスト教の教義は、いわゆる信仰に根ざした基盤に大きくおかれてきました。
私が入手した物体(円盤の金属片)をポケットに入れて持ち歩き、世界中の人々に見せて納得させることは不可能です。われわれは小さなグループを扱っているのではなく、世界の25億の人間を対象にしているのです。 私はあの金属の分析結果を持っています。分析はイギリスで行われましたが、それは疑惑の影を超えて、アルミニウムの船体であることを立証しています。具合の悪いことに、その分析結果は機密になりました。私は政府のいかなる機密に対抗するわけにはゆかないのです。読みたければここにそれがありますけれども、書物にして出版することはできませんでした。
私はお話しできる多くの情報を持っています。それを公開すれば、毎日、新聞の大見出しになるでしょう。しかし私は名前を洩らさないだろうと思って私を信用してくれた人々のために沈黙を保ちました。状況が明らかになれば、あなた方はそのすべてがわかって言うでしょう。
『われわれが証拠を要請したのは早すぎたんだ』 と。何事も時期が来るまではできないのです。
ここに私がニューヨークで読んだ手紙があります。RCAビルから2ブロックしか離れていない場所です (注:RCAはラジオ・コーポレーション・オヴ・アメリカの略)。これはイギリスから私宛に来ました。こう書いてあります。『私は先週アメリカの一航空技術者から聞いたのですが、RCAの高い地位にある一科学者が彼に語ったところによりますと、現在アメリカ合衆国には別な惑星から来た人″が、1200人以上もいるということです(注:これは1955年代の話で、現在の数字は不明)」 私が最近ニューヨーク州バッファローにいましたとき、私はベル航空機会社の宇宙ステーションとロケットの偉大な科学者であるオーベルトと語り合いました。多くの事を話しましたが公然とは話せない内容です。
ただこう言ってよいでしょう。あなた方はまじめですから、皆さん方も望みさえすれば体験を持つことができるのです。しかし何か他のものに自分を導かせる必要があります。人間を成長させた、そして自然から遠く離れてしまった伝統的な古くさい基準に頼っていてはだめなのです」
(終わり)
0 件のコメント:
コメントを投稿